1月2日 「初夢」「書き初め」のお話
七福神の乗った宝船の絵を枕の下に置いて寝ると、元旦の朝か2日の夜に嬉しい夢が見られる縁起のお話。
“1冨士山、2鷹、3なすび”ですが、どれも徳川家康が晩年過ごした駿河(静岡県)のお国自慢のようです。日本一の冨士山と大空を舞う鷹の雄姿を想像して立身出世を夢見たのでしょう。
しかし、なぜ“なすび”が三番目?調べたら、この初夢がブームになった当時は、茄子は高級品でした。そして四番目は扇子、五番目にはタバコと続きます。やっぱり、夢は見るより実現させたいですね。
そして、書初めは、年が明けて初めて書や絵などをかくこと。1月2日に書くと良いとされ、昔は「若水」で墨をすって、今年の恵方の方位に向かって筆を運ぶ習わしでした。